今日は市内の寺院様の墓地にて墓じまいを行いました。
撤去した墓石はこちら

九州地方ではよく目にする一般的な和型墓石。こちらを解体させて頂きました。
施工中の写真は割愛しまして

撤去した跡地は埋戻し、周りと同じように真砂土で仕上げてあります。
今回はわりと周りの空間に余裕がありましたので、クレーンでの作業になりました。
このような恵まれた施工現場など年に一度あるかどうか・・・
撤去した墓石は処分場へと持ち込むのですが、基本的には30㎝以下に小割した後、廃棄処分になります。
処分方法は主に産業廃棄物の最終処分場に捨てることになるのですが
最終処分場は地中に埋立てが一般的な方法になります。
しかしながら、最終処分場が満杯になるまで後20年程らしいです。
最終処分場の延命や新設は容易ではありません。墓じまいが増え、毎日のように最終処分場へ石を捨てている身として、何か取り組めることはないかと考え
今年から、一部をリサイクル工場へ引き取ってもらうことへとしました。
リサイクルされた墓石は砂利になり、建材として再び利用されることになります。

リサイクルを行うには単純に捨てるよりコストがかかりますが
墓じまいのその先。不要になった石の行き先を一度考えてみませんか?